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Purple Podiums
林 美香 (はやし みか)
神戸大学大学院国際協力研究科

安全保障の分野での国際法の機能に関心があります。直近では、林美香「対ロ経済制裁(2022.2. ~ 2022. 夏)の特徴とその国際法上の位置づけ」(浅田正彦・玉田大編『ウクライナ戦争をめぐる国際法と国際政治経済』(東信堂、2023年)pp. 89-112所収)を執筆しました。改訂・英語版(オープンアクセス)は共著で International Community Law Review 26 (1-2) (2024) に所収されています。

 ↓ 他にもこんな研究をしています。
主な業績(Word, 2024年7月版)

略歴 (研究科・教員紹介のページ)

​国際法プログラム・説明資料(2025年5月更新)

​2026年度に向けたオープンキャンパスは、2025年6月に実施の予定です!
対面での教育プログラム別の説明会とともに、国際法プログラムではオンライン説明会も実施予定です、遠方の方もどうぞお気軽にご参加ください。

講義・演習情報​ (2025年5月現在)
前期

〇 国際協力の現状と課題B

 学部向けの講義をQ1に4回、Q2に4回担当します。国際協力の手段としての条約や国際機関について学び、考えを深める授業です。

〇 International Security and International Law

 2025年度は、安全保障にかかわる国際法の問題について、フランス・バングラデシュ・カンボジア・インド・フィリピン・メキシコ等、背景の多様な留学生が議論するクラスとなりました。昨年度(2024年度)は日本人院生の参加は1名だけでしたが、今年度は日本人院生も4名参加しています。
〇 演習

 国際法で修士論文を書く方全員(この研究科で国際法プログラムに所属する修士課程の院生の方全員)の合同演習で、毎年開講します。サブゼミとして参加される方も時々いますが、今学期(2025年前期)は該当者なしです。

〇 Special Seminar (留学生向けの演習)
 文献講読、雑誌論文の紹介、研究の進捗状況の報告等を実施します。

〇 特殊研究、ワークショップ等(博士後期課程向け)

​〇 2025年度は外部講師による国際刑事法(英語講義)、協力講座教員による持続的発展のための国際法(英語講義)も実施します。ちなみに2024年度の集中講義形式の講義は、国際公務員法(夏・英語)、国際法外交実務論(土曜数回)、国際経済法(冬)でした。

後期 

〇 Introduction to International Cooperation Law

 2024年度に続き、主に10月入学者を対象とした国際法概論となります。例年、国際法・国際関係論・政治学等、専門の異なる留学生が集まり、多様な意見が活発にとびかうクラスです。2025年度もどんな展開になるか、楽しみです。

〇 JV-Campus “Global Governance and International Law for Peace”
 国際協力研究科のJV-Campus の一環としてビデオ講義を担当します。

〇 演習(主に対面)

 国際法で修士論文を書く方全員(この研究科で国際法プログラムに所属する修士課程の院生の方全員)の合同演習で、毎年開講します。

〇 Special Seminar (留学生向けの演習)

〇 特殊研究、ワークショップ等(博士後期課程向け)


2022・2021年度の振り返り
〇 「国際安全保障上の諸問題と国際法」(英語集中講義、1単位)
 2021年度の臨時科目として、国際法上の武力行使禁止に関連するいくつかのテーマ、軍縮等を扱いました。リアルタイムのオンライン講義でしたが、比較的参加人数が多く視聴型の講義となりました。約1週間毎日、参加者のみなさんお疲れさまでした。

〇 国際協力法​2021年度はコロナ感染症の下、毎週Zoomを利用して実施しました。Zoomの「小部屋」機能を用いて特定の課題や質問について2~4人でのグループ討論を行った上で、「大部屋」では参加者全員での議論を行いました。オンラインという形式に制約されることなく、活気のあるクラスでした。
〇 Introduction to International Cooperation Law, International Security and International Law

 

2020年度振り返り

〇 毎年開講する Introduction to International Cooperation Law(後期)、International Security and International Law (前期)を実施しました。コロナ禍の中での初めてのオンライン講義でしたが、参加者の皆さん、Zoomで活発に意見交換や発表をしてくれました。

〇 学部生の方向けの「社会と人権A」では女性差別撤廃条約を題材に、また「社会と人権B」ではこどもの権利条約を題材に、主に履行確保制度について考察してもらいました。

〇 海外実習(ポーランド・ヤゲヴォ大学、2020年5月)

 感染症拡大を受けて中止になりました。

研究室の様子 (2024年5月更新)

〇 研究室のおおまかな構成:どんな学生さんが何人くらいいるの?

2024年度 

博士課程後期課程:国費留学生1名 (アゼルバイジャン)、私費留学生1名(中国)、前期課程からの進学者3名(うち長期履修制度の利用者1名)。
前期課程:修士1年・3名(うち1名は双日国際交流財団奨学生)、修士2年・2名

〇 修士2年間の過ごし方:日本人の院生は、勉強・研究・論文執筆以外にどんなことをしているの?

交換留学:1年目冬から2年目春にかけて、GSICS国際法プログラムが推奨している交換留学制度を利用してフランス・グルノーブル大学(UGA)で約3ヶ月をすごす院生が毎年います。滞在中フランス語を勉強することももちろんできますが、大学では英語講義が提供されます。2023年冬はこちらから2名が派遣されました(JASSOによる渡航助成を申請できます)。2024年春現在、先方からは3名が来日しており、9月にはこちらからの派遣生を決定します。UGAにはAI(artificial intelligence)研究所があり、サイバーセキュリティと国際法、人工知能と武力紛争法といったテーマの研究も盛んです。

〇 その他の活動

 博士後期課程に進学した皆さんは、
社会科学国際交流江草基金や畑利春基金奨学金を受けたり(2022年)、第15回石橋湛山新人賞・佳作(2023年)を受賞したり、活躍しています。自分の研究のかたわら、書評の投稿や学外での研究会報告、といったことも始めますー>詳細はこちら(英語ページです)。
 修士課程の皆さんも、インターンシップその他の学外活動にも積極的に参加しています。

 近年の例は以下のとおりです(博士後期課程の院生の活動も含む)。

・2022年春 国連大学・インターンシップ(博士1年、留学生)

・2022年春 International Studies Association年次大会・学会報告(博士2年、博士3年の各1名)

・2019年夏 キャンパスアジアプログラム・リサーチフェローシップを利用した高麗大学滞在(当時修士2年)

・2019年夏 国際海洋法裁判所・サマーコースに参加(当時博士2年、留学生)
・2019年冬 ハーグ・アカデミーの集中講義に参加(当時博士3年、留学生)

・2018年夏 高麗大学​での国際赤十字委員会による人道法集中講義に参加(当時修士1年)​

・2017年夏 神戸の国連人道問題調整事務所で約3ヶ月のインターンシップを実施(当時修士2年)

 また博士後期課程に進学しない人は、国I等の各種試験を受けたり就職活動をしたりと、2年目の前期が忙しい様子です。​​

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Mika Hayashi | International Law

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